LilzGaugeでは、カメラに対してブラウザから遠隔操作を実行することが可能です。基本的には、ルータを通じてカメラにコマンドを送信し、遠隔でカメラを操作することが可能です。その際、遠隔操作の実行状況をLilzGaugeから確認できます。このページでは、遠隔撮影などの遠隔操作記録に含まれる情報について補足説明を行います。
注意: 遠隔操作ログは、作成から48時間経過すると自動的に削除されます。
遠隔操作のログの確認方法
1. LiLz Gaugeの各カメラ個別のページより「遠隔操作ログ」をクリックします。
2. 遠隔操作の実行ログが表示されます。
更新を行いたいときは「更新」ボタンを押下してください。
遠隔操作の処理ステータスの確認方法
遠隔操作の実行状況は、以下の Status で表示します。
Status | 説明 |
操作内容確認中 |
Lilz Gaugeでコマンド内容を確認中 |
操作内容受付済 | Lilz Gaugeがコマンドを受け付けた |
実行中 | コマンド処理中 |
完了 | コマンドの処理が完了した。成功失敗は result を参照 |
遠隔操作の実行結果は、以下のような Result で表示します。
Result |
説明 |
実行待ち | コマンドの送信待ち, カメラの送信後の応答待ちの状態(ポーリングダウンリンクモードのカメラにのみ適用されます) |
遠隔操作送信中 | ルータへのコマンド送信が成功し、カメラからの応答を待っている状態 |
失敗 | ルータへのコマンド送信が失敗、あるいはカメラから失敗ステータスを受信した |
成功 | カメラから成功ステータスを受信 |
注意: 成功 は、カメラへの遠隔操作リクエストの成功を意味しており、LilzGaugeへの情報反映やカメラ画像のアップロードが完了した事を意味しておりません。
Result が 失敗 の場合は、エラーメッセージも記載されています。以下の表に代表的なメッセージ例とエラー原因を記載します:
エラー箇所 | エラーメッセージ | 原因 | 回避策 |
Router | router is busy |
ルータがアップリンク中で、コマンドを受け付けない [*1] |
一定時間置いて再度同じ遠隔操作を実行する。 |
Router | router unreachable | LTE経由でのIP通信が行えない。ルータへ通信が到達しない [*1] | ルータ設置場所の通信環境に問題が無いことを確認する。 |
Router | router timeout | 接続を確立した後、通信の途中でタイムアウトした(ルータから応答が無い状況, タイムアウトは90秒) [*1] | ルータ再起動を行い、再度同じ遠隔操作を実行する。 |
Camera | device unreachable | ルータからカメラに接続できなかった。Bluetoothでカメラをスキャンしたが発見できなかった [*2] | カメラ設置箇所の通信環境に問題が無いことを確認する。ルータとカメラの距離を近づける。 |
Camera | device timeout | デバイスとの接続を確立したが、データ送信中にタイムアウトが発生した [*2] | ルータとカメラの再起動を行い、再度同じ遠隔操作を実行する。 |
- 上記のエラーは、1) LilzGaugeとRouter, 2) RouterとCamera の間で起こるエラーとして分類されます
- *1: LilzGaugeからルータへリクエストを送信する際に起こるエラー
- *2: ルータからカメラへリクエストを送るときに起こるエラー、エラーはルータから送信される
遠隔操作タイプ | 説明 |
遠隔撮影リクエスト |
カメラへ撮影リクエストを送信します(撮影完了ではなくリクエスト完了までの状態をトラッキングします) |
カメラ設定変更リクエスト |
カメラの撮影条件設定を変更するリクエストを送信します |