LC-T10で撮影したサーモグラフィ画像から、指定した範囲で温度の計測ができる機能を提供しています。この記事では指定した温度範囲の計測方法を解説します。
1. LiLz Gaugeのカメラ個別ページより、「計器を追加する」ボタンをクリックします。
2. 「サーモエリア型」をクリックします。
3. 計測したい範囲を正方形で囲い、「次へ」をクリックします。
※青枠をドラッグすることで範囲を移動させることができます。
※青枠の枠線をドラッグすることで、枠の大きさを変更できます。
4. 水色の■をドラッグし、傾きを補正し、「次へ」をクリックします。
5. 表示設定で以下の内容を設定します。
# | 項目 | 設定内容 |
1 | 名前 | LiLz Gauge上に表示する計測範囲の名前を設定します。 |
2 | 小数点以下の桁数 | 計測したい温度数値の小数点表示の桁数を設定します。 |
3 | 丸め処理 | 計測したい温度数値の丸め処理を設定します。 |
6. 読み取り設定で以下を設定します。
# | 項目 | 設定内容 |
1 | 表示範囲の温度上限 | 計測したい範囲の温度の上限値を入力します。 |
2 | 表示範囲の温度下限 | 計測したい範囲の温度の下限値を入力します。 |
3 | 読み取りモード | 計測したい範囲の温度の計算方法を設定します。 平均:計測したい範囲の温度の平均値を表示 最大:計測したい範囲内で1ピクセルの最大温度を表示 最小:計測したい範囲内で1ピクセルの最小温度を表示 |
4 | 計測エリアの設定 | 画像をドラッグし、計測したい範囲を切り抜きます。 ここで囲った範囲の温度を読み取りモードに従い計測します。 |
7. 上下限の閾値を設定します。
上下限の閾値に関する設定は任意となります。設定方法はこちらをご参照ください。
上下限の閾値に関する設定は任意となります。設定方法はこちらをご参照ください。
8. 全ての設定が完了したら「次へ」をクリックし、値に問題がなければ「〇」ボタンをクリック後、「確定」ボタンをクリックし、設定を完了させます。
8. 「確定」ボタンをクリック後はに「計測中」のタブに新たな計器が表示されます。次回撮影時より計測がスタートできます。
これで計器の設定が完了です。
計測データが蓄積されるとトレンドグラフで温度の推移や異常値のアラート発報を行うことができるようになります。
計測データが蓄積されるとトレンドグラフで温度の推移や異常値のアラート発報を行うことができるようになります。
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