撮影された画像から矩形型計器の値を読み取る設定を行います。
画像から測定対象の計器を選択する
1. 「計器を追加する」ボタンより「計器の種類選択」を起動します。
2. 「矩形型」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。
3. 測定する計器の範囲を指定し、「次へ」を押下します。
4. 計器が正面を向くように四隅の水色の■をドラッグし、計器が正面を向くように補正し、「次へ」を押下します。
これで計測対象の選択が完了しました。
矩形型計器の読み取り設定をする
矩形型計器は、針の回転方向・位置・色、および計測点を指定することで読み取り設定を行うことができます。
1. 「読み取り設定」画面の「針の回転方向」にて「時計回り」または「反時計回り」を選択します。
2. 画像内の針の軸にあたる箇所をクリックし、「針の軸」の位置を設定します。
3. 「針の先端」の「未設定」ボタンを押下し、画像内の針の先端にあたる箇所をクリックします。
4. 「針の色」にてスポイトを選択し、画像内の針をクリックします。
5. 「計測点」の「未設定」ボタンをクリックし、画像内の計測点を設定し、値を入力します。
6. その他の計測点も同様に画像をクリックすることで設定します。
7. 「次へ」を押下し、テスト点検を実施し測定結果を確認後「完了」ボタンを押下してください。
これで矩形型計器の読み取り設定が完了しました。
計器の読み取り設定手順は、以下の動画も参考にして設定してみてください。
補足
- 計器に蛍光灯の光が入り込んでいる場合などは、うまく読み取れない場合があります。
- 設定後にカメラを動かすとうまく読み取れなくなります。この場合は、再度設定を変更してください。
- 電流計など本針以外に赤針（指示針）がある場合は、撮影条件によっては間違えて赤針を読んでしまうケースがあります。このような場合は撮影条件の調整もしくは、赤針を右端に逃し、LiLz Gaugeの閾値としてデジタルで設定するという方法があります。詳しくはLiLzにお問い合わせください。