ver. 1.154.0 をリリースしました。
リリース日
2025/02/06
内容
LiLz Gauge
- 停止した計器を削除できるようになりました。
- ランプ型計器のアラートメールの件名を変更しました。
LiLz Guard
- AIモデルのアーカイブ機能を追加しました。
- AIモデルの作成で選択する正常画像の必要枚数を 10枚 から 4枚 に変更しました。
- AIモデルの検出感度(Anomaly Scoreの閾値)の設定ができるようになりました。
- AIモデルの高度な設定でパーセンタイルの設定ができるようになりました。
- AIモデルの作成時にアラートメールが設定できるようになりました。
API
API Documentation に下記エンドポイントが追加されました。
- POST /lilzguard/api/guards/<id>/archival :異常検知AIモデルのアーカイブ
- GET /lilzguard/api/guards/<id> :異常検知AIモデルのデータ取得
- PATCH /lilzguard/api/guards/<id> :異常検知AIモデルの設定変更
- DELETE /lilzgauge/api/gauges/<id> :計器の削除
- GET /lilzgauge/api/photos/v2 :撮影画像取得エンドポイントの新しいバージョン
- GET /lilzgauge/api/gauges/v2 :計器データ取得エンドポイントの新しいバージョン
その他軽微な改善をリリースしています!
詳細
LiLz Gauge
①対象カメラの画面で「停止」した計器の削除が可能になりました。
削除した計器は元に戻せませんのでご注意ください。
②ランプ型計器のアラートメールの件名に[Warning]を追加しました。
LiLz Guard
①対象カメラの画面でAIモデルのアーカイブが可能になりました。
計器の停止とは異なり、アーカイブしたAIモデルは再開できませんのでご注意ください。
②AIモデルの作成で選択する正常画像の必要枚数を10枚から4枚に変更しました。
③AIモデルの検出感度(Anomaly Scoreの閾値)の設定ができるようになりました。
作成された異常検知の点検対象を選択し、「検出感度の調整」から設定可能です。
閾値のデフォルト値は 50 となっています。画面中央に過去30回分の Anomaly Score のグラフと選択したAnomaly Score の日時での点検画像、異常ヒートマップ画像、異常ヒートマップ重ね合わせ画像、異常マスク画像が表示されます。
Anomaly Score の閾値を調整することで擬陽性を減らす、あるいは異常の検出感度を上げることが可能です。
閾値を変更して、過去の Anomaly Score のシミュレートができます。
データ範囲の矢印で表示する撮影範囲(30回分)を変更することができます。
また、グラフ内の特定の撮影日時の Anomaly Score を選択するとシミュレーション結果と画像が切り替わります。
④AIモデルに高度な設定が追加され、パーセンタイルの設定ができるようになりました。
Anomaly Score として表示されている値は、撮影画像(範囲指定している場合はそのエリア内)のピクセル毎の Anomaly Score のパーセンタイル値です(※デフォルト:100(100%に位置する値))。
設定されたパーセンタイルの値に基づき、Anomaly Score を再計算します。
0から100 (%) の範囲で小数第2位まで設定可能です。
95に設定した場合は、対象エリア内の異常度の値を小さい順にならべて95%に位置する値をAnomaly Score として表示します。計測エリア内の95.01から100の異常度を外れ値として扱いたい際に有効です。
⑤AIモデルの作成時にアラートメールを設定できるようになりました。
※現時点では、既に作成されたモデルに設定することはできません。カメラ画面の「点検対象を追加」の「異常検知」より、新規に作成してください。
推定値及び確定値でのアラート設定が可能です。
※推定値:AIによる推定値、確定値:ユーザーが画像の目視確認を行い確定した値
◆アラートメールのサンプル
※LiLz Guardのアラートメールの件名には、すべて[Warning]が付きます。